その昔、某国の王妃は、王室御用達の画家と不倫の恋に陥ります。 が、それはすぐに王様の知るところとなり、画家は捕らえられ、処刑されるのです。 王妃は救ってあげなかったのでした････。 画家は処刑されるまでの短い日々の間に、描きかけの王妃の絵を牢の中で仕上げます。 最後に、王妃への恨みを込めて、自分の血で、王妃の唇に色を付けたのです。 ････その後間もなくして、王妃は病気になり、死んでしまいます。 王家には次々と不幸が襲いかかり、やがて国は滅びてしまいました。 でも、画家の残した絵は人手に渡り、行く先々で、不幸を呼ぶのです。 そう、深夜１２時になると、絵の中の王妃は絵の中から抜け出し、 人間の生き血をすするのでした･･･････。 元絵：真鈴
細工絵・文：ラス フキフキの絵：関西ぺんでるとん 文字絵・アニメ化：ｍｏｒｉ |
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